FXトレードで利益を狙うには、相場の流れを分析することが欠かせません。
今回は、初心者でも取り入れやすい代表的なテクニカル分析3つを紹介します。
基本を押さえることで、無計画なエントリーを避けやすくなります。
水平線(サポートライン・レジスタンスライン)
水平線とは、過去に価格が何度も反発した価格帯に引く線のことです。
下値を支える「サポートライン」
上値を抑える「レジスタンスライン」
を見つけることで、「ここで価格が止まりやすい」「抜ければ流れが変わりやすい」といった判断材料になります。
ポイント
- 何度も反発している価格帯ほど信頼度が高い
- 抜けた後は、サポートとレジスタンスが入れ替わることもある
ローソク足(チャートの基本)
ローソク足は、一定時間の始値・高値・安値・終値を1本の足で表したもの。
チャート分析の基本中の基本で、相場参加者の心理が視覚的に分かります。
代表的なパターン
- 陽線(上昇):買いが強い
- 陰線(下落):売りが強い
- ピンバーや包み足などの形状は、転換のサインになることも
ローソク足の形や並び方を観察することで、相場の勢いをつかみやすくなります。
日足や週足の始値は要注目
特に日足や週足といった長い時間軸の始値は、市場参加者が多く意識する価格です。
そのため、始値付近で価格が反発したり、一時的に止まるケースも少なくありません。
短期足のトレードを行う場合でも、上位足(例:日足・週足)の始値をチェックしておくことで、
「なぜここで価格が反応したのか」を理解しやすくなります。
ダウ理論
ダウ理論は、相場のトレンドを把握する基本理論です。
「高値と安値の切り上げ・切り下げ」でトレンドを判断します。
基本的な考え方
- 高値・安値が切り上がれば上昇トレンド
- 高値・安値が切り下がれば下降トレンド
- トレンドは明確な転換サインが出るまで続く
これを意識することで、「流れに逆らわない」取引を心がけられます。
まとめ
- 水平線:重要な価格帯を把握
- ローソク足:相場の心理を読み取る
- ダウ理論:トレンドをつかむ基本原則
どれも初心者が最初に学んで損はない分析方法です。
ただし、どの手法も「絶対に当たる」ものではありません。
ほかにも多くのテクニカル分析がある
上記3つはあくまで基本の一部。
移動平均線、ボリンジャーバンド、MACD、RSIなど、さまざまなテクニカル指標があります。
慣れてきたら自分のスタイルに合うものを少しずつ取り入れてみましょう。