FXを始めたばかりの人がよくハマる落とし穴に、「ポジポジ病」 というものがあります。
これは、ちゃんとした理由がないのに、つい何度も取引(ポジションを持つこと)をしてしまうこと をいいます。
「今すぐ取引しないとチャンスを逃すかも!」
「早く稼ぎたい!」
そんな気持ちから、つい無計画に取引してしまうんです。
ポジポジ病になる主な理由
1. チャンスを逃したくない
「今エントリーしないと利益を取り逃がす!」という焦りが、根拠のない取引を生みます。
2. 早くお金を増やしたい
「もっと早く利益を出したい!」という欲が強いと、冷静にルールを守れなくなります。
3. 暇だからつい取引
相場が動かないときに退屈して、「ちょっとやってみよう」と軽い気持ちで取引してしまうこともあります。
また、前の損を取り返したいという気持ちも危険です。
ポジポジ病で起こる困ったこと
- 根拠がない取引が増えて 損をしやすい
- 資金管理が乱れてしまう
- 連敗して ストレスが大きくなる
- 冷静な判断ができなくなる
一時的に勝てても、長い目で見ると資金が減ってしまうケースが多いです。
ポジポジ病を防ぐ方法
1. 自分のルールを決めて書いておく
「どんな時に取引するか」「損切りの条件」など、取引する前に自分ルールを紙に書いておきましょう。
ルール以外では取引しないと決めることが大事です。
2. 取引回数を決めておく
「1日3回まで」「週に5回まで」など、取引の上限を決めると衝動的な取引を防げます。
3. トレード日記をつける
「なぜ取引したか」「どんな気持ちだったか」を記録すると、自分のクセが見えて改善しやすくなります。
4. チャートを見ない時間をつくる
ずっとチャートを見ていると「何かしたい」と思ってしまいます。
スマホやパソコンから一度離れる習慣を持ちましょう。
5. ルールを守った自分を褒める
利益が出なくても、ルールを守れたらそれを成功と考えるようにします。
これを続けることで、冷静に取引できるようになります。
まとめ
ポジポジ病は、FXを始めたばかりの人がとても陥りやすいクセです。
でも、「待つこともトレードの一部」 という気持ちを持てば防ぐことができます。
焦らず、自分で決めたルールを守って取引することが、長く勝ち続けるための近道 です。
大事なポイント
ルールを決めて守ること。
取引回数を制限すること。
そして、チャートを見すぎないこと。
これを意識すれば、ポジポジ病を防ぎながら落ち着いたトレードができます。